ミートソーススパゲッティ(隠し味マツタケ)は成立するか?

ある方が「料理をすることは良い発明のトレーニングになる」と言ってくれているので,ちょっと実践している.

んなこといっても,僕は料理大好きマンでもないので,
素材は安いものを使ったり,レトルトと缶詰を混ぜてみたり,そういう簡単な料理しかしていないんだけども.


職場の食堂にも飽きたし,職場や自宅の周辺のお店にも飽きてきたところだったので
自炊をするのは案外楽しいなぁと思った.料理することが楽しいというよりは飯が純粋に美味い.
下手なりに作っても,いつもと違う飯が食えるのはそれだけで楽しいもんだ.


ところで「料理をすることは良い発明のトレーニングになる」という命題については,ちょっと修行不足だ.


僕の料理は
「パスタに塩を振らなくてもええやろ」とか
「調味料ないし醤油でええやろ」とか
どちらかというとスペックを下げる方向に思考回路を使っている.
もちろん「代替手段を考える」という訓練になっているのかもしれないが,
実際ちゃんとやったときに比べて同じ美味さが出せているのか微妙だ...


基本的に発明というのは,ハイテクを使うことが分かりやすくブレイクスルーを作るので,思考回路としては
「どのプロセス・材料をハイテク化したときに解決しえなかった課題がうまく解決するか」
みたいなことをやる.(一例だ,もちろん課題を発掘するのが重要だから)
これを料理に当てはめるのであれば,

ミートソーススパゲッティ×マツタケだアルデンテの状態が長時間維持されたとか,
味噌汁にトリュフ入れたらトウフより格段にうまかった

とかそういうものが求められているきがする・・・.大変だ.そんなことにチャレンジしたら,速攻心が折れてしまいそうだ.
高いお金を払ってまでまずい飯を食いたくはないので,しばらくは「代替手段」的思考回路の訓練(別名,ずぼら)をしながら料理の腕を磨くことに専念しようかな.


内容ね―なぁ今回のエントリは.