2021-01-01から1年間の記事一覧
-2か月:ご飯のたびに妻のおなかを蹴っていた。 -1か月:夜中に足をバタバタさせて妻を起こしていた。 0か月:きみの眼は、魚の目のようだった。焦点はまったくあわず、部屋の灯りをぼんやりと見つていた。目が見える幸運に感謝した。 1か月:人の顔に時たま…
を個人的な体験ではなく一般拡張可能な表現に変換したいけれど成功しない。。恋愛だと、よく「世界に色が付いたような気分」とかいうよね。ああいわれると、プライベートな経験を超えた価値を表現しているような気がするんだが。(それが本当かどうかはおい…
息子に朝5時半に起こされる。 息子の寝汗を拭いて、保湿をする。 この後、息子はたいていうんちをするので、処理する。 これでだいたい1時間弱たつ。朝ごはんを準備して、 夜のうちに乾かしておいた哺乳瓶を保育園用のバッグにしまい、 保育園に必要なものが…
【背中スイッチ(せなかすいっち)】 赤ん坊がベッドに寝かされると,背中のスイッチが押されたかのように急に泣き出すこと.抱っこしてやるか授乳をはじめないと泣き止まない.授乳直後や夜はその限りではない. ぼくも実際に経験した. 面白いくらいに「ス…
「アイアイ」は乳児に相当ささるっぽい
乳児も朝勃ちするんやね
時代は北宋の中期,中華で暮らすひとびとの格差が歴史上類を見ないほど広がっていた. 大地主をはじめとする資産家が無限に等しい富と権力を得ている一方で,農業に従事するひとびとは奴隷も同然で,生涯賃金を100倍しても資産家のもつ富に遠く及ばなかった…
2.5カ月児は,泣き,笑う.おそらく表情の練習をしている.お腹が空いているのにミルクが来ないと,この世の終わりみたいに悲しそうな顔をして,顔を真っ赤にして泣き出す.こちらが笑顔で近づいてくるだけで,何がおかしいか分からないが,たのしくて仕方が…
以前のエントリに下記のように書いた. 孟子の「仁」の具体例である. いけにえに差し出される牛を目の当たりにして哀れに感じ, 目の前には存在しない羊を牛の代わりに使えと指示する君主 ぼくがこの内容を初めて読んだとき, 「いや,羊も可哀想だろ」と思…
ご飯の香りがする.まもなく胎児が妻のお腹を蹴る.朝食のときも昼食のときも夕食でも,ほとんど例外なく蹴る.ご飯が好きなのだろうか?彼の主張をなんとなく感じる.匂いをかいだ妻から何かのホルモンがへその緒を通じて流れ込んで,びっくりして暴れてる…
生まれて間もない赤ん坊は, 天井を見て手足をバタバタさせている. 手足が自分の一部であると認識できてはいない. 自分の指が顔の変な場所に当たっていてもまるで気にしない.目は像を結んでいない. 五十嵐大介だったら「精霊と話している」と言うかもし…
ルソーは「人間不平等起源論」で, 人間の社会性の起源は「憐み」であると記した. 具体的には「獰猛な肉食獣が母親の胸から子供を引き離すのを目撃する囚人の心に去来する感情」である.「孟子」には 「忍びざる心」が「仁」の起源であると記されている. …
職業柄か,日本がそもそもそういう国だからか, ぼくの周囲にはたいへん高齢出産が多い. 仕事仲間で,何らかの障害を持つ子を育てているケースが少なくない. そういった事例をそばで見ながら,妊娠に際して, ぼくは出生前診断をやる気が満々であった. 妻…